目次
宮殿の庭園建設家の物語
17世紀のパリでベルサイユ宮殿の庭園建設家として抜擢された女性庭師の物語です。
男だけの世界で、果敢に己の信じる美的感覚と、自然を愛する心から庭園に対する独自の方法論を確率し、庭園建築を作り上げていくその姿は脱帽です。
あらすじ
17世紀フランス。国王ルイ14世は、栄華のシンボルとしてベルサイユ宮殿の増改築を計画していた。国王の庭園建築家アンドレ・ル・ノートルとともに「舞踏の間」の建設を任されたのは、無名の庭師サビーヌだった。伝統と秩序を重んじるル・ノートルはサビーヌと対立するが、彼女の持つ自由な精神に次第に惹かれ、中心的な庭園造りをサビーヌに任せることにする。
引用:映画.com
キャスト・スタッフ紹介
- 制作国:イギリス
- 公開年:2015年
- 上映時間:117分
- 監督:アラン・リックマン
- キャスト:ケイト・ウィンスレット、マティアス・スーナールツ、アラン・リックマン、スタンリー・トゥッチ、ヘレン・マックロリ
花々や草木がもたらすもの
花々や草木に致されるのはなぜでしょうか。
花の色とりどりの鮮やかな魅力、草木の緑が持つ癒し効果など、我々は知らず知らずのうちに、花々や草木の恩恵を受けて生きています。
それは光という空から降り注ぐ恵みがもたらす光合成という作用によって、成長が促進され芽が茎になり茎からさらに枝分かれしていき、やがて色とりどりの花々や、溢れんばかりの緑をそこにもたらしてくれます。
また、光合成時には植物は豊富な酸素を放出し、それが人々にとって必ず必要な空気として機能することとなります。
つまり花々や草木は我々にとってなくてはならない存在であると言えます。
それゆえに自然というものに我々は致されるのではないでしょうか
そして緑色はなぜだかリラックス効果がり、安らぎや癒しを与えてくれます。
花々や草木の持つ自然の色だからそうさせるのか、緑色が元々持っている効果なのか、それは確実に我々の心の何らかの平穏をもたらしてくれる色彩です。
そうした魅力こそが、観葉植物やガーデニングなど、いつもそばにその植物や緑という色を置いておきたいという欲求を駆り立てるのではないでしょうか。
17世紀のフランス国王ルイ14世もそんな庭園や草花の魅力にとりつかれた1人でした。
17世紀のフランスで
国王のルイ14世は、ベルサイユ宮殿の増改築を計画していました。
そんな中、国王専属の庭園建築家アンドレは国中の庭師を集めて、自分の右腕となりうるレベルの庭園を作る仲間を探していました。
オーディションのような形で、それぞれの庭師に図面を提出させ、庭園増改築のプランを聞くのですが、どの庭師も決め手に欠け仲間探しは難航していました。
そんな中、1人の女性庭師が訪れてきました。
彼女の名はサビーヌ、アンドレは伝統と秩序を重んじていましたが、サビーヌは違いました。秩序も大事だがそれだけでは本当の自然の美しさは生まれてこないことを彼女は知っていました。
頑なに秩序に固執するアンドレはこれを気に入らず、彼女を自分の仲間には加えようとしませんでした。
しかしそのサビーヌのその真っ直ぐな想いに少し引っかかるところがあり、思い立ったようにサビーヌの自宅兼仕事場を訪れます。
そこで目にしたサビーヌの草花や庭園にかける思いを知ったアンドレは、サビーヌに庭園造りを任せる決心をします。
吹き荒れる逆風
何事も逆風がつきものではありますが、サビーヌへの逆風もなかなかのものでした。
庭園を造る場所の地形の問題や予算の問題はもちろんのこと、アンドレの夫人マダム・ル・ノートルがサビーヌのその立ち振る舞いを快く思っていませんでした。
何かを成し遂げようとするとき嫉妬はつきものです、それは実力があればあるほどなおさらです。
しかし嫉妬ほどこの世にいらないものはありません。なぜなら嫉妬は何も生み出さないからです。嫉妬は人間のダークサイド以外の何者でもありません。
嫉妬は愛の形ではなく、単なる人のくだらない執着であり、醜さの表れのようにも受け取れます。
それよりも他人の実力や成功をきちんと認めたり、他人のと違いを受け入れたりといった、人の幸せを尊重することが、自分や他人にとってのより良い心地よさや、より良い未来につながるのではと思います。
そんな向かい風の中、サビーヌのは持ち前のひたむきさを武器に、自身が理想とする庭園を王のために作り上げようと、身を削りながらも打ち込んでいきます。
果たして庭園は無事作り上げられるのでしょうか。
ひたむきさと自然を愛する想いが交錯するとき、そこにある物語はどんな鮮やかな景色をそこに描くのでしょうか。
自然の美しさ
自然の持つ癒し効果は絶大なるものがあります。
その理由ははっきりとはわかりませんが、花や草木の持つ魔法のような力は、我々を1日でも多く生きたいと思わせる生への原動力として、今日も働いてくれている気がします。
『ヴェルサイユの宮廷庭師』観るなら、TSUTAYA DISCASの無料お試し期間を使おう!
『ヴェルサイユの宮廷庭師』が観たくなった方にうれしいお知らせ。
今ならTSUTAYA DISCASで『ヴェルサイユの宮廷庭師』を宅配レンタルすることができます。
30日間の無料お試し期間があるので、こちらを活用すればTSUTAYA DISCASでたくさんの動画が30日間無料で楽しめます。
また、TSUTAYA TVという見放題の動画配信サービスも同時に利用できるので、TSUTAYAの全商品を自宅にいながらにして楽しむことが可能です。
宅配レンタルと動画配信ならTSUTAYA!30日間無料お試しキャンペーン実施中