すべての物は楽器である『サウンド・オブ・ノイズ』が奏でる素晴らしき音楽

「音楽はどこまでも自由であっていい」そんなメッセージが感じられる作品です。

6人の音楽家は身の回りにある日用品でとても自由に音楽を奏でます。エスカレートしていく状況とは裏腹にどんどん彼らの奏でる音楽は自由になっていきます。

シリアスなタッチとユーモアセンスが絶妙に絡み合った異色のクライムコメディです。

あらすじ

身の回りにある日用品を使い、町中のいたるところに音楽を作り出す神出鬼没の音楽テロリストと、音楽嫌いな警察官の攻防を描いたスウェーデン発の異色クライムコメディ。音楽一家に生まれ育つも、生まれつきの音痴のため音楽が嫌いな警察官アマデウスは、ある事件現場でメトロノームを発見。それを手がかりに捜査を開始するが……。
引用:映画.com

キャスト・スタッフ紹介

  • 制作国:スウェーデン・フランス合作
  • 公開年:2010年
  • 上映時間:102分
  • 監督:オラ・シモンソン、ヨハネス・シェルネ・ニルソン
  • キャスト:ベングト・ニルソン、サナ・パーション、マグナス・ボイエソン、フレデリック・ミア、アンダース・ベステガルド

音楽テロリスト集団の誕生

既存の音楽のあり方に疑問を抱いた主人公サナは、6人のドラマーを集め街中や日常に溢れるすべてのものを楽器にして音楽を奏でます。集められる6人のドラマーもそれぞれかなり個性的で面白いです。

その場所場所にある何の変哲も無い道具を使って、次々と唯一無二の音楽を作り上げていきます。元々は短編からスタートしその映像が話題になり今作が作られました。

元になった短編はこちらです。

「四つの部屋と六人の打楽器奏者のための音楽」

すべてのモノが楽器になる

映画の中では楽章ごとに分かれて様々な場所でその場所にあるものを利用し、その場だけでしか奏でることのできない音楽を演奏していきます。

病院の手術室では心電図モニターでループの電子音を奏でながら医療器具を叩いて巧みなビートを演奏したり、はたまた銀行ではお札やオフィス用品を巧みに使ってリズムを刻んだりとやりたい放題です。

まさに芸術ともいうべきこの演奏シーンは本当に見物です。

もう一人のキーマン

そしてこの音楽テロリスト集団を追うのが刑事アマデウスなのですがアマデウスは音楽一家に生まれ、弟は著名な指揮者でありながら自身は生まれながらの音痴の音楽嫌いです。

音楽嫌いが音楽にまつわる事件を追うとは何とも皮肉な話なのですが、このアマデウスがこの物語にとって重要な役割を果たすこととなります。

音楽テロリスト集団の本当の目的とは何なのか、そして刑事アマデウスはこの事件を果たして解決できるのか?

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音楽が持っている本当の自由さ

「音楽はどこまでも自由であっていい」この映画の6人の音楽家はそんな感触を我々の心に残してくれます。

音楽やアートの本当の自由さや力を体現させてくれる後味の良いそんな映画です。